2008年11月29日
11月下旬、晴れた日の夕方に。
以前、ボウリング場が営業している頃・・・
今頃の季節、晴れた日の夕方4時頃に、この場所へ登って行った事があります。
ここからは乗鞍岳が真正面に見えます。
西の山に陽が落ちていく時間帯、雪を冠した王冠のような乗鞍岳の姿が、純白から次第に
赤みがかった黄金色に染められていきます。眼下の高山の市街地に陽の光が届かなくなると
やがて山とは思えないピンク色に染まり、それが次第に濃くなっていく様を、何度眺めたことか。
そして、3000mの頂にも日没が迫る頃、次第にそのピンク色は色を失い始め、徐々に
グレイの世界へと沈んでいきます。天空でほんのひと時行われる、神々のペイント。
しかしこれで終わりなのではありません。満月の時には、それから昇ってくる月が替わりに
嶺を照らし出します。市街地の夜景の上に、月光を浴びて再び銀白色に輝きだす乗鞍岳。
そして朝。高山盆地には朝霧がかかる事が多いのですが、霧の無い日には
春から夏にかけて、この乗鞍岳から昇る日の出を見ることも出来ます。
なんとも贅沢な景色を、手軽に(駐車場まで自動車で行けたので、誰でも連れて行けた)
堪能できる場所でした。
公園になっても、警備上の問題はあるのかもしれませんが
なんとか夜間立ち入り完全禁止には、しないで欲しいなぁ・・・
高山の旧ボウリング場跡地を公園に
高山市は27日、2006年に取得した同市上岡本町の旧ボウリング場「パークボウル」跡地を
公園として整備する計画を明らかにした。来年1月に着工し、7月末の利用開始を目指す。
敷地のうち平らな部分の1・1ヘクタールに芝生と周遊路、トイレ、展望デッキなどを設ける。
周囲の斜面なども合わせた敷地全体は3・4ヘクタールで、合併前の旧市域では城山公園、
中山公園、原山市民公園に次ぐ大きさ。芝生の広場がある公園としては最大となる。
整備費は約1億円。公園の名称は新年度に公募する。
跡地は市中心部や北アルプスを一望できる高台にある。
旧ボウリング場の建物が廃虚になって防犯上の不安があったほか、市街地からもよく見えることから、
景観の悪化を招くような民間の開発も懸念されていた。
このため市は「景観と里山の保全」を目的に跡地購入を計画。
06年末、岐阜地裁高山支部による競売で1億5000万円で落札した。
昨年1月の市議会で正式に取得が決まった。現在は解体工事が終わり、更地になっている。
2008年11月28日 中日新聞 (画像もこの記事のものを使わせて頂きました)
地図はこちら
Posted by まこちん。 at 14:39│Comments(2)
│飛騨のニュースから
この記事へのコメント
この場所、私の家(借家です)から歩いて行けるところにありますが、市内で乗鞍見る場所としてはベスト5に入ると思います。というわけで公園ができるのを楽しみにしておるのですが、飲酒禁止・・・なんてことにもなりませんよう。(^^;)
Posted by ネコ先生 at 2008年11月30日 22:36
>ネコ先生 コメント有難うございます!
お近くなんですか、それはいいですね~
酒・・・確かに(^^;;
お近くなんですか、それはいいですね~
酒・・・確かに(^^;;
Posted by まこちん。 at 2008年12月01日 13:38