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2008年11月02日

EMERGENCY!

EMERGENCY!
以前も当ブログで取り上げましたが>こちら 東京都並みに広い飛騨の緊急医療、
医療崩壊とも言われる現状では大変不安を抱えている状態なのですが、
先日の東京のど真ん中での妊婦受け入れ拒否事件を機に、ようやく自治体を超えた
対策がなされようとしているようです。
それにしても、下呂市は大丈夫なのかな?美濃方面へ行ったほうが早いのでしょうか。

私もまだ小さい子供を抱える身、子供が夜間などに痛いと言い出したり、高熱を出したとかいう時の
親の心配についてはよく判ります。入院にならなくても、「お医者さんに診てもらって」処方をしてもらう
だけでも、親としてはホッとするものです。医者から見れば軽症なのかもしれませんが・・・
それだけに、お互いを考えたこういった形で小児救急に対応するということは朗報ですし
他の救急重症例への処置についても、これまでよりスムーズに行えるようになりそうです。

(高山)小児夜間診療室を設置  今月から久美愛厚生病院に毎週金曜
 高山市大新町の久美愛厚生病院に11月から毎週金曜日午後8時~同10時、「小児夜間初期救急診療支援室」が設けられることになった。市役所で31日、運営主体の同市、飛騨市、白川村の首長と同病院の堀明洋院長、高山市医師会の加藤邦二会長が協定を締結した=写真=。
 診療対象は2市1村に在住の15歳以下の子供で、入院を必要としない軽症患者。診療は、同医師会の小児科医または内科医が行う。
 支援室開設の背景には、重症患者を主に治療する救命救急センター(高山赤十字病院)に軽症患者が殺到し、医師の負担が増えていることがある。
 高山市によると、救命救急センターで診察を受けた患者は昨年度で約1万5000人。うち85%は入院を必要としない軽症患者だった。また、市は小児医療の無料化を実施しており、患者総数のほぼ3分の1を9歳以下の子供が占めているという。2市1村は年間計300万円を負担する。初回は11月7日。金曜日が祝日か年末年始になった場合は開設しない。

2008年11月1日 読売新聞

また、こういった集会もあるというニュースを知りました。

 「飛騨地域医療を考える会」(大下大圓代表)が1日、医師不足や救急医療などをテーマに地域医療を考える集い「飛騨の医療は今!」を高山市役所市民ホールで開いた。
 行政、医療関係者、市民ら約200人が参加。▽久美愛厚生病院(高山市)の堀明洋院長▽高山赤十字病院(同)の棚橋忍院長▽高山厚生病院(同)の市江良康院長▽飛騨市民病院の黒木嘉人院長(飛騨市)--の4院長がパネリストとなった。
 棚橋院長は救急体制、小児救急の現状と、医師や看護師の過重労働の実態を説明し、「救急医療への国や住民の支援が大切」などと訴えた。また黒木院長は「医学部卒業後の研修病院が任意で選択できるようになり、大学病院に来る研修医が激減したため、大学病院が地域の病院から派遣医師を引き揚げるようになった」などと、医師不足の要因を説明した。
 「飛騨地域医療を考える会」は、飛騨地域での緩和ケア病棟の実現を目指して活動する「飛騨にホスピスをつくる会」の有志が、「飛騨地域の医療そのものを考えて行こう」と発足させた。

毎日新聞 2008年11月2日

医者が過重労働で辞めていくような現状も、何とか打破しなければいけません。

大下大圓氏は、千光寺の住職さんとしておなじみの方ですね。
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Posted by まこちん。 at 16:55│Comments(2)飛騨のニュースから
この記事へのコメント
はじめまして、こんにちは。
医療問題、子どもを産み育てる環境になってより切実なものと感じるようになりました。
只今、都内在住ですが、近隣の産婦人科やかかりつけの小児科で症状が重く、集中的な治療が必要な場合は、先日話題となったERのある、某病院に搬送されるそうです。(と、小児科の窓口に書いてありました)
ただ、本当に何かあった場合、ちゃんと搬送してもらえるのか、不安は拭いきれません…。
先日、近所の子が休日に頭を怪我した時も、救急車で搬送される際、外科医の当直が区内にいないということで、隣の区の病院へ救急搬送されたと言う話を聞き、これは他人事ではないなと思いました。
高山にいた時は、一応、医療従事者だったので、医師は少なく、過酷な勤務を目の当たりにしてきました。
てっきり都会には医師はたくさんいるものだと思っていたのですか…。

医師不足、本当に高山も東京も深刻な様ですね。
医師不足を補う連携システムや、対策がなされる事を願うばかりです。
Posted by もっち at 2008年11月03日 08:09
>もっち様 コメントありがとうございます。
内部に関わられた方という事で、実体験に基づいた重みのあるご意見だと思います。

よく原因として「研修制度の廃止」ということを
聞きますが、ここまで社会的な問題になると
再改正の動きなどは無いものでしょうかね。

また、一般的に「医者は給与が高くてお金持ち」
というイメージが有りますが、開業医ではない
一般医院勤務の方は、普通の会社員と比較しても給与が安くて激務なため、退職者が相次ぐという話も聞きました。
こういう方にこそ、高給で応えるような補助制度などはできないものでしょうか。
Posted by まこちん.まこちん. at 2008年11月04日 16:57
 
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