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2010年04月08日
ニュース記事へのリンクについて雑感
拙ブログでもたびたび触れていますが、ニュースソースのサイトのほとんどが新聞社のサイトなので
一応そのサイトのサイトポリシー関係は目を通してから記事を作っていますが、
どこの新聞社のサイト上記事もある一定の時間がたつと削除されちゃうんですよね。
なので飛騨関係の貴重な記事関連は本文をコピーペーストして持ってきてますが
本当は「それもダメ」みたいな事を言っている会社さんが多いのです。
せめて記事アーカイブみたいな事をやってくれればいいんですが・・・
で、最近話題になっているのが「Web版」を提供することになった日本経済新聞のリンクポリシーが
「個別記事へのリンク禁止」となっていて、識者から非難が続出している件。
そこへASCII.jpの記事があまりに面白かったので、コピペさせて頂きます!
ギョーカイの事情も詳しく説明されていまして、参考になりました。
ちなみに私が勤務する会社のサイトポリシーは
「リンクは自由ですが、リンクかけるときは一声かけて頂けると嬉しいなぁ」程度です(笑)
ASCII.jp編集者の眼 ― 第9回
新聞社が「無断リンク」を禁止する3つの理由
2010年04月08日 ASCII.jp
文● 中野克平/Web Professional編集部
「日本経済新聞 電子版」のリンクポリシーで「リンクをお断りする」場合が列挙され、その中に「個別記事へのリンク」があり、「以上の項目に違反した場合は、損害賠償を請求することがあります」と記載されていることが話題になっている。日本経済新聞社に限らず、他のマスコミ、企業一般の中にも、無断リンクを禁止する旨の「リンクポリシー」があり、20世紀の頃から、Webや技術に詳しいユーザーにとっては格好の話題だ。
アスキー・メディアワークスのリンクポリシーには、「本サイトのトップページ、ならびに本サイト内の各コンテンツへのリンクは、ご自由にご利用ください。弊社の許諾等は必要ありません。」とあり、「あえてはっきり言いたい。馬鹿じゃないの?」とか「完全に時代遅れ」と言われる心配はなさそうだ。とはいえ、「すべての新聞社はリンク自由のリンクポリシーを策定すべし」とも思わない。
今回のコラムはその理由を書こう。日経新聞ではないが、私も大手と言われる新聞社で働いていたことがあり、かつての同僚が何人もその新聞社のWeb部門に在籍している。また、家族や親類には全国紙の記者や通信社の幹部がいて、「なぜマスコミは無断リンクを禁止するのか」について、「非公式で個人的な見解」を聞いたことがある。まず、各社のリンクポリシーを確認しよう。
読売新聞社(YOMIURI ONLINE)
* ヨミウリ・オンラインへのリンクは、原則として自由です
* リンクはヨミウリ・オンラインのトップページhttp://www.yomiuri.co.jp/ および個別サイト(DAILY YOMIURI ONLINE、大手小町、yomiDr.<ヨミドクター>など)のトップページにお願いしております。
「リンクポリシー」より
朝日新聞社(asahi.com)
* 一定の条件を満たしている限り、原則として自由です
* asahi.comにリンクを張った際は、そのホームページの内容とアドレス及びリンクの趣旨、お名前、ご連絡先、下記の注意事項を了解した上でリンクした旨などを記載し、お問い合わせフォームからお知らせください。
「リンクについて」より
毎日新聞社(毎日jp)
* 条件を満たしている場合に自由にリンクを張ることが可能です
* 引用記事の見出しに修正や削除が生じた場合は、利用者側が責任を持って更新作業をおこなうものとする
「毎日jpの歩き方」より
日本経済新聞社(日本経済新聞 電子版)
* フロントページや専門サイトのトップページへのリンクは原則として自由です
* リンクの仕方やページの内容によっては、お断りする場合があります。
「リンクポリシー」より
こうして見ると、すべての無断リンクが禁止されているわけではない。ただ、自由の範囲がかなり狭く、もっとも大らかに見える毎日新聞社でも、「引用記事の見出しに修正や削除が生じた場合は、利用者側が責任を持って更新作業をおこなうものとする」という規定は個人のブログでは現実的でないだろう。では、新聞社はどうしてリンクの自由を大幅に制限しているのだろうか。
理由1:クレームに対応したくないから
たとえば悪辣な詐欺サイトが、カモを信じさせるために新聞社のロゴをWebサイトに貼り付けてリンクを張り、「当社は信頼と実績の○○新聞グループの一員です」と謳ったとしよう。こういうとき、当該企業には法務的対応をとればよいが、Webサイト担当者としては、被害者から新聞社にクレームが入って出世に響くのは困る。
各社のリンクポリシーが原則自由を掲げながら、条件を列挙して自由の範囲を大幅に制限しているのは、「リンクについては厳しい制約を設けて、本社の責任がないように配慮してあります」と上司に報告するためだ。
理由2:見出しに著作権が認められなかったから
2005年に知財高裁が下した判決で、新聞記事の見出しに著作権が認められなかったことがある。正確には、見出しに著作権があるかどうかはその都度判断されるが、高裁が吟味した365件の見出しは著作物と認められなかった。当時、雑誌を編集していた私にはかなりショッキングな判決で、「俺が一生懸命考えた見出しが著作物じゃないなんて」と憤慨した覚えがある。
法律が守ってくれないなら、契約で守るしかない。各社のリンクポリシーが「サイトトップへのリンクなら自由にどうぞ」と読めるのは、個別の見出しが無断で使われたとき、サイトポリシーやリンクポリシーを根拠に、「やめてくれ」と主張するためだ。
理由3:個別の記事は更新、削除されることがあるから
新聞記事は、事件の容疑者をほとんど犯人扱いして記述する。どうしてそうするのか習ったことはないが、たぶん「推定無罪で犯人とはまだいえない人が、今回の事件の容疑者として警察に事情を聞かれています」と書くよりも、「悪い奴が警察に捕まったが、一方で安全であるべき社会が乱されたのは問題だ」と書く方が読み物として面白いからだろう。
ところが、日本の事件では不起訴処分や起訴猶予処分になることがままある。政治家ならまだしも、一般人を犯人扱いして実名を報道し、不起訴になって社会生活を始めようとした「元容疑者」から記事の差し止めや名誉毀損による損害賠償を請求されたらたまらない。「本社は禁止しているのですが、勝手にリンクする人が多くて弊社も迷惑しているんですよ」と主張するには、その根拠を示さなければならない。
記事へのリンクを認めると、見出しや引用された記事本文までどこかのWebサイトに残ってしまい、「元容疑者」から訂正を求められるかもしれない。それでは困るので「原則自由」だけど、リンクには申請が必要と言ってみたり、元の記事が更新、削除されたら引用先でも更新しろ、と言ってみたりする。新聞社の記事ページは、事件・事故を扱う社会部関係の事情から公開期間がかなり短めに設定されているわけだ。
こうして見ると、新聞社のリンクポリシーは、担当者が馬鹿で時代遅れだから、無断リンクを禁止しているわけではない。コンプライアンス的配慮からリンクポリシーを策定して公開し、事業化できるかわからないのに時代に乗り遅れないようにWebでニュースを配信している、というのが新聞社側の言い分だろう。
ただ、リンクポリシーを策定する動機がどこかサラリーマン的で責任回避の姿勢が見え隠れするから、一部のユーザーに嗤われる。「原則自由だけど、引用先のことまでは責任が持てないよ」ということを大人の言葉で書けば十分のはずだが、新聞社のような明治生まれの業界に「リンクは自由で当たり前」の文化を持ち込むのは難しい。「馬鹿」と罵るのは簡単だが、「せめてトップページだけは自由に」と社内で根回ししている人たちの存在を思い出してみた。
+++++++++++ココまで+++++++++++++++++
#でも閲覧環境はそろそろIE6非推奨にすべきでは?アスキーさん。
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「リンクは自由ですが、リンクかけるときは一声かけて頂けると嬉しいなぁ」程度です(笑)
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文● 中野克平/Web Professional編集部
「日本経済新聞 電子版」のリンクポリシーで「リンクをお断りする」場合が列挙され、その中に「個別記事へのリンク」があり、「以上の項目に違反した場合は、損害賠償を請求することがあります」と記載されていることが話題になっている。日本経済新聞社に限らず、他のマスコミ、企業一般の中にも、無断リンクを禁止する旨の「リンクポリシー」があり、20世紀の頃から、Webや技術に詳しいユーザーにとっては格好の話題だ。
アスキー・メディアワークスのリンクポリシーには、「本サイトのトップページ、ならびに本サイト内の各コンテンツへのリンクは、ご自由にご利用ください。弊社の許諾等は必要ありません。」とあり、「あえてはっきり言いたい。馬鹿じゃないの?」とか「完全に時代遅れ」と言われる心配はなさそうだ。とはいえ、「すべての新聞社はリンク自由のリンクポリシーを策定すべし」とも思わない。
今回のコラムはその理由を書こう。日経新聞ではないが、私も大手と言われる新聞社で働いていたことがあり、かつての同僚が何人もその新聞社のWeb部門に在籍している。また、家族や親類には全国紙の記者や通信社の幹部がいて、「なぜマスコミは無断リンクを禁止するのか」について、「非公式で個人的な見解」を聞いたことがある。まず、各社のリンクポリシーを確認しよう。
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「リンクポリシー」より
朝日新聞社(asahi.com)
* 一定の条件を満たしている限り、原則として自由です
* asahi.comにリンクを張った際は、そのホームページの内容とアドレス及びリンクの趣旨、お名前、ご連絡先、下記の注意事項を了解した上でリンクした旨などを記載し、お問い合わせフォームからお知らせください。
「リンクについて」より
毎日新聞社(毎日jp)
* 条件を満たしている場合に自由にリンクを張ることが可能です
* 引用記事の見出しに修正や削除が生じた場合は、利用者側が責任を持って更新作業をおこなうものとする
「毎日jpの歩き方」より
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* フロントページや専門サイトのトップページへのリンクは原則として自由です
* リンクの仕方やページの内容によっては、お断りする場合があります。
「リンクポリシー」より
こうして見ると、すべての無断リンクが禁止されているわけではない。ただ、自由の範囲がかなり狭く、もっとも大らかに見える毎日新聞社でも、「引用記事の見出しに修正や削除が生じた場合は、利用者側が責任を持って更新作業をおこなうものとする」という規定は個人のブログでは現実的でないだろう。では、新聞社はどうしてリンクの自由を大幅に制限しているのだろうか。
理由1:クレームに対応したくないから
たとえば悪辣な詐欺サイトが、カモを信じさせるために新聞社のロゴをWebサイトに貼り付けてリンクを張り、「当社は信頼と実績の○○新聞グループの一員です」と謳ったとしよう。こういうとき、当該企業には法務的対応をとればよいが、Webサイト担当者としては、被害者から新聞社にクレームが入って出世に響くのは困る。
各社のリンクポリシーが原則自由を掲げながら、条件を列挙して自由の範囲を大幅に制限しているのは、「リンクについては厳しい制約を設けて、本社の責任がないように配慮してあります」と上司に報告するためだ。
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2005年に知財高裁が下した判決で、新聞記事の見出しに著作権が認められなかったことがある。正確には、見出しに著作権があるかどうかはその都度判断されるが、高裁が吟味した365件の見出しは著作物と認められなかった。当時、雑誌を編集していた私にはかなりショッキングな判決で、「俺が一生懸命考えた見出しが著作物じゃないなんて」と憤慨した覚えがある。
法律が守ってくれないなら、契約で守るしかない。各社のリンクポリシーが「サイトトップへのリンクなら自由にどうぞ」と読めるのは、個別の見出しが無断で使われたとき、サイトポリシーやリンクポリシーを根拠に、「やめてくれ」と主張するためだ。
理由3:個別の記事は更新、削除されることがあるから
新聞記事は、事件の容疑者をほとんど犯人扱いして記述する。どうしてそうするのか習ったことはないが、たぶん「推定無罪で犯人とはまだいえない人が、今回の事件の容疑者として警察に事情を聞かれています」と書くよりも、「悪い奴が警察に捕まったが、一方で安全であるべき社会が乱されたのは問題だ」と書く方が読み物として面白いからだろう。
ところが、日本の事件では不起訴処分や起訴猶予処分になることがままある。政治家ならまだしも、一般人を犯人扱いして実名を報道し、不起訴になって社会生活を始めようとした「元容疑者」から記事の差し止めや名誉毀損による損害賠償を請求されたらたまらない。「本社は禁止しているのですが、勝手にリンクする人が多くて弊社も迷惑しているんですよ」と主張するには、その根拠を示さなければならない。
記事へのリンクを認めると、見出しや引用された記事本文までどこかのWebサイトに残ってしまい、「元容疑者」から訂正を求められるかもしれない。それでは困るので「原則自由」だけど、リンクには申請が必要と言ってみたり、元の記事が更新、削除されたら引用先でも更新しろ、と言ってみたりする。新聞社の記事ページは、事件・事故を扱う社会部関係の事情から公開期間がかなり短めに設定されているわけだ。
こうして見ると、新聞社のリンクポリシーは、担当者が馬鹿で時代遅れだから、無断リンクを禁止しているわけではない。コンプライアンス的配慮からリンクポリシーを策定して公開し、事業化できるかわからないのに時代に乗り遅れないようにWebでニュースを配信している、というのが新聞社側の言い分だろう。
ただ、リンクポリシーを策定する動機がどこかサラリーマン的で責任回避の姿勢が見え隠れするから、一部のユーザーに嗤われる。「原則自由だけど、引用先のことまでは責任が持てないよ」ということを大人の言葉で書けば十分のはずだが、新聞社のような明治生まれの業界に「リンクは自由で当たり前」の文化を持ち込むのは難しい。「馬鹿」と罵るのは簡単だが、「せめてトップページだけは自由に」と社内で根回ししている人たちの存在を思い出してみた。
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2010年04月04日
飛騨高山でロンドン気分
いやぁ。また間隔をあけてしまいました。気がつけばもう4月、東京の桜は今満開です。
でもアクセス数をみると、なぜが4月1日に急上昇していました、これって一体何だろう?
このブログがどこかで紹介されたのかさえも知らず、時は流れていきます・・・
4月といえば、昨年から高山市内を運行してるこのバスが半年ぶりに復活したそうで
春の高山祭の時期(14,15日)はさすがに市内運行は止めると思いますが、実はこれ無料なので
記事にもある通り、地元の方にも乗って欲しいですよね。
中橋渡る時とかはちょっとおっかない気もしますが、眺めはこれまで見たこと無いものかも。
実は高山の古い街並みなども、祭の屋台を通すために電線を地中化したり、看板などの規制があり
狭い高山市の旧市街地ですが前面投影面積は屋台並み?のバスなので運行できたのでしょうね。
春告げるロンドンバス 飛騨高山美術館が運行
高山市上岡本町の飛騨高山美術館と中心市街地を結ぶロンドンバスが1日、今年の運行を始め、古い町並みをゆっくり走る2階建ての赤い車体が早速、観光客らの目を引いていた。
1967年の英国製で高さ約4メートル、長さ約9メートル、座席数は53席。同美術館が来館者の足と高山の風物として、作品を展示する19世紀の英国の建築家マッキントッシュにちなみ9年前に導入した。JR高山駅から高山別院、高山陣屋前、高山グリーンホテルを経て同美術館へ。車内では運転手による観光案内もある。「2階席からの風景はひと味違う。地元の子どもたちにも町を違う角度から眺めてほしい」と向井鉄也館長。10月31日まで来館者を無料で運ぶ。
2010年4月2日 中日新聞
飛騨高山美術館のロンドンバス紹介ページ(時刻表や運行マップあり)は、こちらです。
写真は飛越協議会のものを拝借させて頂きました。高山駅前に止まってる様もカワイイですね!
2010年03月22日
SUNRISE
この乗鞍岳の日の出の写真、拙ブログのアイコンとして使ってますが
この写真は以前、4月14日の朝に位山から撮影したものです。
多分春分くらいには乗鞍岳の頂上から朝日が出るのではないでしょうか?
ということで山岳展望関係が好きな私。飛騨の独立峰は「360度山!!」を味わえる
素晴らしい展望スポットとなるピークがいくつかあります。もちろん飛騨の中央に位置する
位山は、なかでも最高の眺望。反対の西側には白山がどーんとそびえていますし、
南北にも渋い山々がいくつも。しかし北アルプスから出る日の出の素晴らしさは筆舌に尽くしがたい!
読図ができなくても、こういう補助があるだけで「あ、あの山なのか!」と知ること、その一歩は
大きいものです。私は市内の松倉中学校の展望図からそれを覚えていきました。
ピークハントではない、こういう楽しみ方ももっと地元の人にも広まってほしいものです
意外と飛騨の人は、山を知らない人が多いので・・・
飛騨位山スノーパーク頂上に展望図
地元の観光協会役員が設置した飛騨山脈展望図=高山市一之宮町
高山市一之宮町の飛騨一之宮観光協会の役員6人が同町のモンデウス飛騨位山スノーパークの
頂上に、周囲に広がる飛騨山脈の展望図を設置した。
展望図は縦36センチ、横270センチ。同スキー場スタッフが今年1月に晴天を狙って撮影した
御岳山から立山連峰までのパノラマ写真を使い、専門家に依頼して峰の名前を記載した。
設置場所は位山の登山道沿い。同スキー場は今シーズンの営業を終えたが、スキーヤーだけでなく
登山客からも山の名前を聞かれることが多いという。
作業に当たった谷口誉憲さん(62)は
「登山のシーズンはこれから。多くの人たちに絶景を楽しみに来てほしい」と話していた。
2010年3月22日 岐阜新聞Web
2010年03月15日
飛騨のパワースポット?
最近は東京でも「パワースポット巡り」がちょっとしたブームなのですが
考古学的検証の元で継続して調査が進められてきて、次第に全容が明らかになってきた
下呂市金山の「金山巨石群」をご存知でしょうか?
金山巨石群:太陽暦の「測定石」か うるう年わかる精度--下呂 /岐阜
◇調査資料室、10年間観測
古代の天体観測施設では、と注目される下呂市金山町岩瀬の「金山巨石群」の調査研究をしている民間組織「金山巨石群調査資料室」は9日、巨石群内の石が太陽暦を示す「測定石」の可能性が高いと発表した。石に差し込む光が1年に2度同じ位置に戻って同じ形を作ることから、古代の人々が暦として利用し、季節の移ろいを知る手掛かりにしていたと推測している。
同巨石群は大小の奇岩が入り組んだ縄文時代の岩屋岩蔭(いわやいわかげ)遺跡内にあり、県史跡に指定されている。同資料室の小林由来(よしき)代表(62)は「巨石が人工的に配列されたのでは」と考え、98年6月から「日本日時計の会」の後藤晶男会長や故斉藤国治・元東京大学教授(古天文学)、徳田紫穂研究員(40)らと調査を開始。04年に「巨石群内の巨石の空洞全体が太陽の観測場所だった」と発表した。
小林代表と徳田研究員、後藤会長はこの日、下呂市金山振興事務所で記者会見し、約10年間にわたる太陽光観測の成果を発表した。
発表によると、岩のすき間から約7メートル下の3個の石組みのうちの一つへ差し込む光は、毎年10月14日と2月28日にほぼ同じ形になり、その日は太陽の高度もほぼ同じになる。このため、古代人は1年間に2回やってくる同じ太陽高度間の日数を数え、暦に利用していたと推測。また、1年ごとに生じる太陽高度のわずかな誤差の積み重ねによって4年に1度のうるう年を読み取れるといい、現在使われているグレゴリオ暦に近い正確な観測が可能だという。
小林代表は「測定石は暦を意識して設置されたものと考えられる。さらに巨石群内部を調査することで、日数を数えた痕跡が発見できれば、縄文人の英知が証明される」と話している。【奈良正臣】
毎日新聞 2010年3月10日
飛騨では位山の巨石群などが以前から有名ですが、あれは昭和初期にある人が急に騒ぎ始めたもので
岩屋岩陰遺跡の場合は最初人が居住していた遺跡として保存指定を受けた後、いやそうではなくてここは
違う目的で作られたのでは?と次第に天文学的見地からの検証が加えられるようになってきた例です。
昨今のパワースポットブームにはちょっと?。。。みたいな部分もありますが
(明治神宮の清正井なんて明治時代までは普通の武蔵野の湧き水だったんですけど・・・)
そこは「信ずる者は・・・」程度に気軽に受け止めて、楽しくこういう場所を見てみるのもいいかも。
金山巨石群調査資料室のサイトはこちらです。
写真は下呂温泉観光協会のものをお借りしました。
2010年03月13日
Neutrino-MEGA!!!
ひょんなところで目にした「飛騨神岡高校」の文字につられて、記事を読んでみました
圧倒的じゃないか!ヘビー級ロボットバトルから面白すぎるロボバトルまで【真ロボット伝説】
2010年3月6日、大阪のヴイストン本社で「第7回 ロボプロステーション チャレンジカップ」が
開催された。「ロボプロステーションチャレンジカップ(以下、チャレンジカップ)」は、
ヴイストンが年に2回程度開催しているホビーロボットユーザーを対象とした競技会だ。
競技の内容は、主にロボット2台によるバトル。参加ユーザーのスキルに合わせたクラス分けが
されているので、初心者から上級者まで参加できるのが魅力の大会だ。
様々なロボットが結集したこのイベントについて今回と次回の2週にわたってお伝えしたい。
まず今回は、クラスによって出場するロボットが大きく異なるため、スキル別の各クラスの紹介をしよう。
圧倒的じゃないか!大迫力のヘビー級のバトル「ヘビーウェイトクラス」
主に3kg級の大型ロボットが参加するのが「ヘビーウェイトクラス」だ。
今回は優勝者に「第17回 ROBO-ONE(ロボワン)」の本戦出場権が与えられるということもあり、
全国各地から強豪たちが集まり、バトルも白熱した。
特に目立って活躍したのが、いまやROBO-ONEの常連ともなった飛騨神岡高校の
「Neutrino-MEGA(ニュートリノ メガ)」と、地元大阪の喧嘩番長こと「レグホーン」である。
Neutrino- MEGAは、東京の有力機体である「Cavalier(キャバリア)」や、同胞対決となる
「Neutrino-Alleggerita(ニュートリノアルジェリータ)」などとの熱戦を制し、決勝戦へ進出。
一方のレグホーンは、名古屋のライバル「ダイガック」や大阪の大型機「ヒーホーハット」との戦いを
無難に制し、同じく決勝戦へと進んだ。
ザクとは違うんだよ!大迫力のヘビー級のバトル 激闘を制したのはどちらだ
注目の決勝戦。
お互いに位置を取り合い、次々と攻撃を繰り出す激しい打撃戦となった。
しかしNeutrino-MEGAは、自機よりも大きな機体を想定して設計してあったためか、
攻撃がレグホーンの頭上をかすめるシーンが多く見られた。対するレグホーンは、巧みな位置取りと
的確なタイミングで繰り出される横突きとでジワジワとNeutrino-MEGAを追い詰め、
最終的に勝利を収めた。
今回優勝したレグホーンは、すでに第17回 ROBO-ONEの出場権を獲得していることから、
出場認定は2位となった飛騨神岡高校に決定した。
さすがに、3kgもあるロボットがリング上で動き回るのは、見ていても大迫力だ。
Neutrino-MEGAは決勝で敗れはしたものの、レグホーンと互角に渡り合う実力があるように思えた。
「ROBO-ONE」での活躍が期待される。
IT LifeHack 2010年3月13日記事
「船高」「神工」が懐かしい昭和世代にはこれまであまりなじみのない名前でしたが
神岡高校の名前がこんなところで見られるとは!
飛騨神岡高校製作のロボット「Neutrino-MEGA」の詳細はこちらです。
画像写真はこちらのサイトからお借りいたしました、もしまずかったら言ってください・・・
これからも頑張って、目指せ日本一!
2010年03月01日
秋神の家
4月よりオープン。貸別荘ではなく、一応高山市が管理する「田舎暮らし体験施設」です~
めちゃめちゃ山の中ってわけじゃないですが、飛騨の山に囲まれた良い場所ですよ~
大きな地図で見る
高山市の紹介ページはこちら、申込書のダウンロードもここから出来ます。
ふるさと体験施設:高山で来月開業 /岐阜
高山市は廃校となった旧秋神小教職員住宅(朝日町秋神)を改修し、高山市への移住に興味を持つ人や、田舎暮らしを体験したい都会の人たちに一定期間貸し付ける「ふるさと体験施設 秋神の家」を4月オープンする。地域の自然や風土、季節感を体感し、飛騨での暮らしの具体的なイメージを持ってもらうのが狙い。
旧秋神小は御嶽山ろくの標高約910メートルにあり、児童数の減少で07年に高山市立朝日小へ統合された。教職員住宅は木造平屋建て2LDK~3DKの計6戸。3月末までに改修を完了し、テレビや冷蔵庫なども配備する。
JR高山駅から車で40分。御嶽山や乗鞍岳を一望でき、周辺はシラカバ林などの自然が広がる。農業、生活文化、食文化、自然体感を通して「高山市で暮らしたくなる」きっかけづくりにしてもらう。貸付期間は7日から最長で6カ月。料金は1週間3500円。
現在、入居を受け付けている。問い合わせは高山市地域振興室(0577・35・3524)。
2010年3月1日 毎日新聞
写真は旧秋神小学校で、高山市のサイトのものを使わせていただきました。
2010年02月25日
The Spirit of old person
わ~~2月ももう終わっちゃう!
昨年末来、ホントに月1度の更新ペースに落ちてしまい申し訳ありません
でもアクセスは結構頂いてるみたいで、ある所からハッパをかけられた?ので、
なんとか3月からはもうちょっと記事を拾っていきます!!(大丈夫かな・・・)
さて今回は、以前の記事でも触れた山岡鉄舟のニュースが出てたのでご紹介を。
前の記事でもリンクした「山岡鉄舟研究会」さんの催し物ですね。
でも30人くらいではなく、もっと沢山の人が集まって欲しいもので
2月5日の中日新聞さんの記事でもこの会の開催予定が紹介されていたんですけどね。
特に高山の若い人に、もっと山岡鉄舟のことを知ってもらいたいものです。
鉄舟の人生に学ぶ 高山・宗猷寺で研究会例会
山岡鉄舟研究会(東京都)が、高山市宗猷寺町の宗猷寺で例会を開いた。
会員や市民ら30人が参加し、幕末に江戸城無血開城に貢献した鉄舟の生き方から人生の粋を学んだ。
研究会は、鉄舟の偉業と人物像から、現代人の指針を見いだそうと研究を続けている。鉄舟は幼少時を高山で過ごし書を学んだ。研究会の例会が高山で開かれるのは初めて。
同会会長で経営コンサルタントの山本紀久雄さんが「鉄舟大悟す」と題して講演。剣術の世界では「向かうところ敵無し」だった鉄舟が幕末の剣客、浅利又七郎との立ち会いで完敗したことを挙げ「鉄舟は負けたことを簡単には忘れず、自分の過去を整理してその後の人生に生かした。人間の多くは過去を思い出だけにしておくが、鉄舟のように生きていくことが大事だ」と語った。
(白山泉)
2010年2月23日 中日新聞 写真も同記事からお借りいたしました。
2010年01月13日
お金の神様in飛騨
あぁぁあ~~ ついにブログを一ヶ月空けてしまいました・・・
お正月は高山で過ごしてたんですが、ちょっと足を怪我してしまったためスキー場にも行けず
じっと過ごして慌ただしく東京へ帰ってしまいました(涙)
そのケガやら何やらで年末年始は全然こちらにも向き合えませんでした。
貧乏暇なしとはこのことで(爆)
それと、最近は何かと簡単なツイッターのほうを本拠地にした感があります
http://twitter.com/makochin
こちらでやってますんで、飛騨の方でもそうでない方もお気軽にフォローどうぞ・・・
(ひだっちブログ見たよ!っていっていただけると有り難いです)
さてさて、そんな貧乏人はやっぱり高山でもこういう物をずっと見逃してたんですね
今からやっても、もう無理かも?
大変遅くなりましたが、根気よく見て頂いている皆様、本年もよろしくお願いいたします
更新頻度は・・・上げたいんですがねぇ。頑張りますっ!!
お金の神様に金運向上願う 高山で「こがね講祭」
高山市堀端町の飛騨護国神社内の黄金神社で11日、商売繁盛や金運向上を願う
こがね講祭があり、高山市内の約100人の講員が参拝した。
お金の神様がまつられている黄金神社では、蔵開きの11日に合わせ、
1953年から同祭を開いている。今年は昨年よりやや多い約500人の申し込みがあった。
拝殿での神事の後、飛騨の伝統工芸「一位一刀彫」の大黒様などが当たる抽選会を実施。
境内で実り番号が書かれたギンナンを副講長が引いて当選者を選び、
番号が読み上げられるたびに歓声が上がっていた。
2010年1月12日 中日新聞
画像も当該記事より拝借させて頂きました。
2009年12月11日
来年の干支は寅ですが
亥 ことイノシシのお話。
記事でもこの夏の畳平でのクマ襲撃事件に触れていますが、
イノシシはクマよりももっと暖地に住む動物で、このような高山帯まで現れることは本来有り得ません。
しかも足が短いので雪が深い地域では冬を越せず、今も北飛騨地方には生息しません
高山盆地以南、飛騨では主に旧益田郡内が生息地域です。
今年の森は、なにか特別に餌が少なかったんでしょうかね?
自然の変化が気になるニュースの一つです。
イノシシ:乗鞍岳の高山帯に出現 高山植物の根食い荒らす
長野・岐阜県境の北アルプス乗鞍岳(3026メートル)の高山帯に今夏から秋にかけてイノシシの群れが現れ、高山植物の根を食べる被害が出ていたことが、信州大教育学部の中村浩志教授(鳥類生態学)の調査で分かった。標高数百~1000メートル程度までの里山にすむイノシシが、北アの高所へ登ったことが確認されたのは初めてとみられ、関係者は驚くとともに生態系への影響を懸念している。
中村教授によると、9月に乗鞍岳南斜面の標高2650~2700メートルの岐阜県側のお花畑(高山植物の群生地)2カ所で、計約1.5ヘクタールにわたり、イノシシがタカネヨモギやセリ科の植物を根こそぎ掘り返して食べたとみられる跡やふんを見つけた。また、8月には頂上直下の標高約2800メートルの長野県側の山小屋前で従業員が1頭を目撃し、写真撮影した。
中村教授は「掘り返した跡の広さなどからみて、群れによる仕業だろう。国の特別天然記念物ライチョウの生息域で、高山植生の破壊など影響が心配だ」と話している。
イノシシは本州、四国、九州の丘陵地や低山地に分布し、草木の根や木の実、昆虫類を食べる。近年、温暖化や里山の手入れ不足で勢力を広げつつあり、畑を荒らしたり市街地へ下りて人を襲う例も増えている。長野県環境保全研究所の岸元良輔専門研究員は「最近は標高1000メートルの飯綱高原(長野市)にも現れるが、食べ物が多いとは言えない高山帯にまで進出するのは意外だ」と驚いている。
乗鞍岳では9月19日、岐阜県高山市側の標高約2700メートルのバスターミナルに、この標高で珍しいツキノワグマが現れ、建物内に侵入するなどして暴れて観光客ら9人がけがをする事故が起きた
。
2009年12月11日 毎日.jp
2009年12月08日
師走になれば・・・2 塩ぶり
正月の旧高山市内の(飛騨でも食べない地域があるのです)「ごっつぉ」といえばこちら
「塩ぶり」ですね。
昨年のエントリでも書きましたが、
最近は塩ぶりも「低塩化」が進み、保存食としての意義は薄れてきたものの
油の乗った塩ぶりの焼いたのはビールにもご飯にも合い、飛騨の正月料理の中でも人気者。
いかん、早く帰って食べたくなってきた。。。
ブリ:塩漬け始まる 岐阜・高山
「年取り魚」として親しまれ、正月の食卓を彩るブリの塩漬け作業が岐阜県高山市で始まった。近海で取れ、高山へ直送された長さ約1メートル、重さ10キロ前後の天然ブリを塩漬けにしていく。
高山市内のスーパー「駿河屋(するがや)」の会長、溝際一男さん(93)は同市初田町の食品加工場で、若い社員の先頭に立って半身にしたブリに塩を振り、次々に漬け込む。塩加減は「その日の天候などで微妙に違う」といい、70年余の経験を生かして決める。28日から店頭に並べ、大みそかまでに約300本を完売する。
2009年12月8日 毎日jp
Posted by まこちん。 at
16:56
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