ロード 第一章(と言ってもあのバンドの曲では・・・)
私は学生の頃から、地図を見るのが大好きです。
最近はグーグルアースとかグーグルマップという便利なものがあるので
そいつを良く見てたりします。「地図マニア」のはしくれですね(苦笑
何年か前に出版された「高山の古地図」という本を
持っています。今も購入できます、版元は
こちら
この本と現在の高山市街地の町割を比較すると
いろいろ面白い事がわかります。
旧市役所、今図書館のある場所は「馬場町」ですが
これは江戸時代ここに馬の訓練をする「馬場」があったことに
由来する町名です。ですが、この馬場、江戸時代の
初期には別の場所にありました。今、西町の「本教寺」
あたりから桝形橋(只今工事中)に出るところまで、
ずっと南北方向に細長い道が幾つか並んでいるのが
わかりますか?実はここが、「馬場」だったのです。
馬場は馬を走らせながら弓を射る「流鏑馬(やぶさめ)」の
稽古の為、細長い敷地を必要とします。その馬場の用地が
今の馬場町に移転した後、いわゆる民間払い下げになったのですね。
そこに家が立ち並び、今の西町を形成しました。
桝形橋の近くに松の木がありますが、これは「駒つなぎの松」と
称され、昔ここに馬場があった頃に生えていたという、馬を繋いで
置く為の松の木を再現したものです。
一度、このあたりを歩いて見てください。この松の木へ、八軒町から
走ってくる馬の音と息遣いが、聞こえてきませんか??
これは一例ですが、高山の市街地中心部の道路というのは
確認されるだけでも350年以上ほとんどそのルートが変わっていない
道が非常に多い。これは、全国的に見ても相当驚くべき事です。
+城下町のまま明治を迎えた +市街地に既に人が多くいたので
大規模な再開発が行われないまま来た +空襲に遭わなかった
などの幸運?で、この街並みと一緒に「道路」も保存されたのです。
このブログでは、そんな高山の道たちを少しずつ紹介してみようと
思っています。