五月の雪とライチョウ

まこちん。

2008年05月16日 17:55


昨日は乗鞍スカイラインの
開通予定日でしたが、
なんと今週の寒気による降雪で
通行中止になったとか・・・
珍しいことなのかな、と思ったら、
実は去年もそうだったのですね。


マイカー規制で一般車通行止めにしたんだから、立山のようにGWに開通させても良いのでは?
とも私も思いましたが、ライチョウの生息環境保護による反対論もあるようで・・・
これは慎重な問題だと思いますが、もともと夏季の乗鞍岳来訪者による環境紊乱が問題なので
雪に埋まって生息地までとても近づけない5月にオープンを半月早めても、あまり変化は
無いようにも思いますが。。。

それよりもスカイライン>登山道以外にサンクチュアリを作ったほうがいいと思います。
四ツ岳や高天ヶ原あたりを、五の池同様立ち入り禁止区域と設定するのが、広い山域ゆえに
最も有効と思います。ライチョウは本来、スニーカー履きで見る鳥ではないですよね。

乗鞍岳:山開き初日のスカイライン、降雪で一時通行止め /岐阜
 15日に山開きした北アルプス乗鞍岳(標高3026メートル)は、朝から快晴に恵まれた。だが、乗鞍スカイライン(14・4キロ)は前日の降雪のため午後2時過ぎまで通行止めとなった。雪による初日の通行止めは昨年に続き2年連続となった。
 スカイラインを管理する「乗鞍自動車利用適正化協議会」(会長・土野守高山市長)によると、例年5月15日にオープンするスカイラインはここ数年、再開してから5月末までの半月間は、通行止め日数が終日・部分合わせて平均8日間にのぼっている。特に05年は、ほぼ毎日の15日間だった。
 長野県側からのルートは毎年、自然融雪を待って7月1日に開通している。岐阜県側でも「自然融雪を待てば除雪費の節約につながる」「開通日を遅らせれば繁殖期に入ったライチョウの生活環境が守られる」という声もある。逆に「立山のように開通日をゴールデンウイーク前にすれば観光客も増える」という声があるのも現状だ。
 マイカー規制6年目を迎えたスカイラインは来年、3年に1度の運営方法の見直し時期を迎える。【奈良正臣】

毎日.jp 5月16日


画像はこちらのブログよりお借りしました。
のりくら通信-乗鞍岳頂上小屋からのブログ

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